【2021年版】Facebook広告|7つのメリットと効果を解説

Facebook広告の活用を検討している、ビジネスオーナー・企業担当者の方へ。

✅本記事で学べること

・Facebook広告を活用するメリットとは
・Facebook広告とその他広告媒体の違い
・活用で実際に期待できる効果

本記事では、この3つを中心に分かりやすく解説していきます。

ポストコロナの影響で、生活の中心がオンラインへ移行している2021年、今後もビジネスのデジタル化はさらに加速していくことが予想されます。新時代に、これまで以上のビジネス成長を達成していきたい方は、必ず知っておきたいSNSマーケティング知識です。

✔️記事の信頼性

この記事を書いている私は、これまでに、有名な美容系の某大企業をはじめとし、数々のビジネスのFacebook広告出稿を担当してきました。

現在は、米国のロサンゼルスを拠点に、日本・米国の両方の企業へ向けたSNS・マーケティング戦略コンサル会社NEXTLEVEL BIZZ を経営しています。

本記事では、市場の傾向や最新情報を取り入れつつ、特に2021年以降に役に立つ情報を配信しています。

それでは早速本文に入ります。

Facebook広告活用7つのメリット

細かくいうと沢山ありますが、以下、マーケティング活動において特にインパクトが大きいメリットを7つ厳選しました。

①Facebook社が持つユーザー情報を利用できる
②ピンポイントなターゲティングが可能
③低予算での広告開始が可能
④結果が出るのが早い
⑤拡散力がある
⑥結果のトラッキングが詳細
⑦結果分析レポートへ常時アクセスできる

各メリット、詳しく説明していきます。

Facebook社が持つネットワークを利用できる

Facebook広告活用のメリット1つ目は、Facebook社が持つネットワークへ向けて広告が配信できることです。

配信できるネットワークは大きく3つ存在します。

2021年現在、Facebook社はSNSプラットフォームで登録ユーザー数が世界一という統計結果を獲得しています。

またそれに加え、2012年にはInstagramも買収しているので、Facebook広告を出稿すると、Instagramのユーザーネットワークにも広告配信を行う事が可能になるのです。

さらに、Facebook社は、オンライン上にオーディエンスネットワークと呼ぶ、数多くの連携媒体を持っており、Facebookとパートナーシップを持つ、SNSプラットフォーム外のウェブサイトやアプリ上でも広告の掲載をする事が可能となります。

Faecbook広告の活用で、リーチできる範囲が一気に広がりますね。

ピンポイントなターゲティングが可能

Facebook広告のさらにすごいところは、ユーザーの傾向や興味・関心に合わせて、ピンポイントなターゲティングを行う事ができるという点です。

配信広告の作成時に、広告の目的と、ターゲットユーザー層の情報を的確に設定すると、自動的に、ビジネスが求める結果に繋がる行動をとる可能性の高いユーザーを選定し、ピンポイントで広告配信がなされます。

そのおかげで、結果に繋がらない無駄な広告費の削減ができるようになります。

なぜ詳細なターゲッティングが可能なのか、その秘密はFacebook社が持つ独自のアルゴリズムにあります。

Facebook社は、登録ユーザーのオンライン上での動向を収集、分析しており、集められたユーザー情報を元に、アルゴリズムがビジネスのデマンドと、最もニーズが合うユーザーへ向けて、広告配信を行ってくれます。

また、同じ商品・サービスの広告キャンペーン開催の際も、一定のバジェット設定の下、年齢や性別など、ターゲットグループの特徴ごとに、配信する広告コンテンツの内容に変更を加えて出稿することも可能です。閲覧者の傾向にパーソナライズされた方法での広告表示を可能にしてくれます。

さらに、リターゲティング広告や、類似オーディエンスの作成もでき、ポジティブな効果が得られる可能性が最も高い潜在顧客へ向け、無駄が少なく、最も効果的な方法で、情報配信ができます。

低予算での開始が可能

究極の結論から言うと、Facebook広告は100円から出稿可能です。

とは言っても、予算があまりにも低すぎると結果は出ないので、おすすめはしません…。

しかし、Facebook広告は他の媒体と比べて、比較的安価で広告配信が可能です。

以下、参考に、Facebook広告費用の全業界平均値を出してみました。(2021年時点)

※ AdExpresso社調査

1ドル100円計算で、ざっと円換算しています。

業界によってかかる広告費の平均値に多少の違いはあります。

従来の紙媒体やビルボード、テレビCMなどの広告媒体と比較すると、圧倒的に安いです。

Facebookの費用対効果の良さを証明するために、過去に私が広告代行を行ったクライアントの企業の、実際のケーススタディーを共有します。

✔️美容系サロンの成功例

広告の目的:店舗イベント集客

Next Level Bizz 実績

ちなみに、この案件を取り扱った際は、あらかじめ綿密な市場調査を行い、広告の設定方法から、広告をクリックした後に訪れるLP仕様まで、オンラインマーケティング戦略をしっかりと詰めた上で、広告配信を行いました。

単に広告配信を行うだけでは、このような成果を出すのは難しいですが、きちんとした戦略を確立した上で、Facabook広告を活用すると、これまでとは比較にならないほどの飛躍的な結果を手に入れることが可能になります。

結果が出るのが早い

Facebook広告は、とにかく訴求性が高いです。早い場合は、配信開始日当日から、効果を体験する事ができます。

訴求性がもたらす最大のメリットは、最短・低コストで、広告内容の比較検証テストができる事です。

数ヶ月待たなければ実際の成果が現れない従来の広告と比べ、Facebook広告は、数日で広告のパフォーマンスが明確になります。従って、結果の悪い広告コンテンツには必要以上の時間・コスト投資をかけず、その日のうちに潰してしまうことができるようになるのです。

テスト検証と改善のプロセスがより効率的になります。

拡散力がある

Facebook広告はSNSと言うプラットフォームの特徴を持っているため、とにかく拡散が早いです。

投資するバジェットによって、リーチできる母体数に違いはありますが、短期間で多くの見込み客に情報を配信する事が可能になります。

また、うまく話題性のある内容の広告コンテンツを配信する事ができると、バズりやすいです。

短期間で確実に多くの見込み客にリーチしたい場合、特におすすめな広告媒体です。

結果のトラッキングが詳細

Facebook社は、ユーザー情報のトラッキングにとても優れています。

登録ユーザーの嗜好や行動傾向を常時、詳細に収集し分析しています。

Facebook広告を利用することは、Facebook社が長年かけて集めた顧客情報の一部に、非間接的にアクセスするチャンスを得ることになるので、数億円の価値があると言っても過言ではないかと思います。

Facebook社のユーザー情報ほど、管理・分析された大量の顧客リストを集めようとすると、数年、数億円は絶対にかかるので。

また、広告結果のトラッキングに関しても、広告掲載側がアクセスできる情報はとても広範囲で詳細です。

広告出稿の際、Facebookピクセルという、トラッキング用のコードが発行され、それを自社のウェブサイトに貼り付けます。

そうすることで、Facebook広告から、実際に特定のランディングページへの訪れた人の数や、そこからお問い合わせフォームへの記入や資料ダウンロードなどの、実際の行動に至った人の割合であるコンバージョン率などを、できる限り明確にトラッキングし、数値化する事を可能にしてくれるのです。

結果分析レポートへ常時アクセスできる

Facebook社は、広告を出稿したビジネスへ、全ての広告結果を閲覧できる、詳細なレポートを無料で提供してくれます。

随時更新されているので、リアルタイムでの数値をいつでも確認できる他、特定期間内の過去の広告結果や、キャンペーンごとの結果、または、比較内容毎での数値など、さまざまなバリエーションでのレポートをカスタマイズして抽出し、エクセルやスプレッドシートにダウンロードする事が可能です。

マーケティングで1番重要なプロセスは、「結果検証と改善」ですが、Facebook広告は、結果検証がとても詳細で的確なので、これまでよりもさらに正確な数値分析を行うことが可能になります。

Facebook広告のメリットに関してよくある質問

初めてFacebook広告の出稿を検討するクライアントの方によく頂く質問へ回答していきます。

その他の媒体との違いは?

記事前半で解説した内容を凝縮してまとめると、その他の広告媒体にはない、Facebook広告ならではのメリットは以下です。

  • アプローチできる潜在ネットワークが広範囲
  • ユーザーのオンライン上での動向を元に、反響を得やすい見込み客や潜在顧客へ向けてピンポイントでアプローチができる
  • 拡散性と訴求性が高く、短期間で効果を得ることが出る
  • 低予算での広告開始が可能
  • 結果のトラッキングがより詳細である
  • 従来と比べ、結果検証に時間がかからない
  • リアルタイムで広告結果の数値が把握できる

さらにまとめると、これらメリットのおかげで、結果に繋がらない広告費用を、できる限り削減できるということ。従って、費用対効果がずば抜けて高いです。

期待できる効果は?

Facebook広告で期待できる効果は、大きく分けると以下の3つです。

  1. ブランド認知度向上
  2. 顧客の検討喚起
  3. コンバージョン

出稿時に広告の目的を設定する事ができ、目的に合わせて、Facebookのアルゴリズムが、ビジネスが1番望んでいる結果に近い行動を取る可能性の高いユーザーを抽出し、広告出稿を行ってくれます。

広告の目的に関する詳しい仕組みは、私が経営する会社NEXT LEVEL BIZZのサイト上で詳しく解説しているので、以下スクショを載せて起きます。

▶︎実際のページ閲覧は、こちらより。

自分で出稿できる?

時間をかけて学びさえすれば、自分で出稿する事は可能です。

自分で広告出稿を行う際に気をつけたいことは、以下3つです。

・Facebookの機能性を理解する
・Facebook社が規定する広告ポリシーを守る
・十分なマーケティング知識を持っておく

まず、正確な広告設定ができていないと、どんなに費用投資を行っても効果は出ません。細かい広告の設定方法やFacebookのSNSとしての機能性や特徴などを理解しておきましょう。

また、あくまでもFacebook広告はマーケティングで広告活動を行うための、ツールの一つという事を忘れてはいけません。マーケティングに対する理解が不十分なまま、単に広告配信を行ってしまうと、残念ながら結果は出ません。

最大の結果を出すには、マーケティングの基礎を理解し、顧客心理を理解した上で、戦略的に、顧客の目に魅力的なオファーを打ち出す事が成功の鍵です。

最後に、重要なポイントで、広告出稿を行う際、Facebookの広告ガイドラインに違反してしまうと、最悪アカウントが停止されてしまう事があるので、気をつけてください。

Facebook広告の成果が出ずに悩んでいる方へ

なかなか結果がでない場合や、自分一人で出稿しリスクを犯すのが不安な場合は、対策案として、成果の出る広告出稿方法のコツが掴めるまでの初期期間のみ、SNS広告に関して深い知識を持つ専門家に相談しながら、出稿するのもありだと思います。

その後、ある程度、勝てる広告の配信内容や方法が見えてきて、自力での広告出稿に切り替えた方が、長期的にみて、費用と時間の削減につながる場合が多いです。

私も、SNS広告配信は専門分野の一つなので、質問やご相談がある方は、本ブログのお問い合わせページよりお気軽にご連絡ください。

以上、Facebook広告出稿のメリットでした。

Facebook広告に興味がある同僚や知り合いにも、シェアしてあげてください( ´ ▽ ` )!

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