【完全解説】Clubhouseとは?招待なしでの参加方法

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最近何かと話題になっている音声SNS「Clubhouse」が気になる方へ。

Clubhouseってどんなアプリなの?他のSNSと何が違うんだろう?活用方法が知りたい。また、完全招待制アプリと聞いたけど、一般人でも参加できる方法はあるのかな?

今日は、謎の多い最新SNS『Clubhouse(クラブハウス)』に関する、皆さんの質問に全て回答します。

✔️本記事の内容最新SNSアプリClubhouseの特徴と人気の理由Clubhouseアプリの機能と活用方法招待なしでClubhouseアプリへ参加する方法

この記事を書いている私は、Clubhouseメンバー。普段は、ビジネスの中心地アメリカで、SNSコンサルタントとして生計を立てています。

最近では、私の周りでも著名人や起業家などの知り合いをはじめとし、Clubhouse利用者が急増しています。今日は、アプリ発祥の地アメリカ現地の最新情報を皆さんにお伝えします。

最新SNSアプリClubhouseの特徴と人気の理由

まずは、Clubhouseがなんの事なのかよく分からない方へ。

アプリの概要と急成長のバックグランドをサクッと分かりやすく説明していきます。

Clubhouseとは?

Clubhouseとは、ポール・デイヴィソンとローハン・セスにより開発された、音声を使った情報拡散を中心とする新しいSNSです。

一言でいうと、再生視聴機能がついていない生放送版ポッドキャストという感じ。

ちなみにClubhouse社は、自社のサービスを「世界中の人々が話し、物語を語り、アイデアを発展させ、友情を深め、興味深い新しい人々と出会うことができる、声に基づく新しいタイプのソーシャルプロジェクト」と説明しています。

新型コロナウイルスの拡大が広がり、大都市閉鎖が続いた2020年4月にサービス開始となり、翌月の5月には開発会社は約1億ドル(約100億円)の価値となったらしいです。

まさに、コロナの波に乗って成功できたビジネスの象徴です。短期間での成長規模が大きすぎて、私には数値の認識ができません。笑

✔️軽くアプリの概要を説明します

まずアプリを開けると、多くの架空の「room(部屋)」が存在し、その中から自分が好きなroom一つを選択し入室できるようになっています。

roomをわかりやすく説明すると、オンライン会議室のようなイメージです。各部屋内では、room主催者が決めたテーマを元に、ディスカッションやQ&A、パネルなどが開催されています。

部屋に参加したユーザーは、挙手機能を使い、ディスカッション中質問をしたり、意見をシェアしたりすることができます。

その際、一般的には部屋を管理しているDemorator(モデレーター)がroom内の発言者を決定し、参加者のトーク機能をオンにできるようになっています。オンライン版の集会みたいな感じですね。

Clubhouseの使い方は、以下の記事で詳しく解説しているので是非参考にしてください。

▶︎参考記事:音声SNS『Clubhouse』使用マニュアル【1記事で全攻略】

他のSNSとの違い

Instagram、Facebook、TikTok、Twitterなどの、これまでのSNSとClubhouseの違いは大きく挙げると2つ。

✔️Clubhouseが従来のSNSと違う点

・オーディオに焦点を当ている
・招待制(2021年2月現在)

Clubhouse社のウェブサイトによると、他のメディアと比較した際に、同社を特別な媒体とする要因は、カメラのない環境下で音声のみでの繋がりが提供されているところにあるらしいです。「あらかじめの編集が施されていないリアルタイムでの質の良い情報配信」と言うコンセプトがアプリ全体で大切にされています。

確かに、これまでのSNSはビジュアルメインだったので、カメラなしでメッセージ配信のみができる媒体は新しいですね。音声のみの場合、視聴者の意識が全てメッセージ内容そのものに集中されるので、情報の価値に対する需要が高くなる傾向にあります。

そういう意味では、質の高い情報を配信できる人にとっては、インフルエンサーになりやすいSNSとなりそうです。

また、2021年2月現在、Clubhouseへの参加は完全招待制なので、知り合いからの招待がないとアプリの使用はできません。しかし、記事後半で、招待なしで参加するちょっとした裏技をシェアするので、気になるかたは最後まで読み進めていただければ幸いです。

人気の理由

人気の理由はやっぱり、完全招待制という「特別な人だけが使える感」だと思います。よくプライベートクラブなどで、VIPメンバーと、その知り合いの招待された一握りの人しか入れないお店などがありますが、Clubhouseへの参加は、そんな特別なクラブに招待されて中に入れた時に湧き出る「ドヤっと感」に似てるかもしれません。

「え?私Clubhouse使ってるよ?君まだ招待されてないの?」みたいな会話が繰り広げられた結果、短期間ですごく話題性が高まったんじゃないかなと思っています。笑

最近では、ドレイクやオプラウィンフリー、ケビン・ハート、カニエ・ウェスト、アシュトン・カッチャーなど、数々の著名人がClubhouseを利用していたということで、さらに話題沸騰していましたね。

ビジネスでも、シリコンバレーの起業家や米国のトップエグゼクティブたちが揃って使用を開始しています。日本ではまだそれほど利用者がいないので、完全ブルーオーシャンです。今のうちにClubhouseを利用し始めておくと、早い段階でインフルエンサーになれそうですね。

Clubhouseアプリの機能と活用方法

Clubhouseの主な活用方法は次のとおり。

  1. コミュニティー構築
  2. パネルディスカッション会場
  3. ネットワーキングの場

他のSNSアプリと同様、フォローをしたり積極的にroomに参加しエンゲージメントを高めることで、独自のコネクションを増やしていくことが可能です。

コミュニティー構築

Clubhouseは、コミュニティー構築の場としてもよく活用されています。定期的にroomを開催することで、一定の人が集う会の規模を成長させているグループもあります。また、ライブセミナーのような形でオーディオ配信を行い、メインスピーカーのトークが終わった後に質疑応答を行い参加者とエンゲージメントをするという構成で、コミュニケーションによる繋がりを拡大していく形式の部屋の使い方も人気です。従来オフラインでの講習会などを通して育まれていたコミュニティー形成を、そのままオンラインに移行して育てていくイメージです。

現在Clubhouseへの参加は招待制なので、一般の知り合いや、他のSNSで繋がっている既存のフォロワー全員とClubhouse上で交流することは不可能です。しかし、将来的には一般ユーザーも招待なしでメンバーに加入することが可能になるのでは?との噂も出ている様です。どちらにしてもコミュニティー形成は結構時間がかかるので、今のうちからClubhouse内で可能な限り著名度をあげておき、将来の成功に備えておくのが懸命だと思います。

パネルディスカッション

パネルディスカッシン式で意見やアイディアを交換したり、マスターマインドを行ったりして、部屋を活用している人たちもいます。

自分と同じ業界の人たちとグループを形成したり、違った業界で働く人たちが集まって情報を共有しあい学び合うマスターマインドを開催したりなど、スタイルは様々です。

情報や教育は人生を豊かにしてくれます。積極的に他者から学んで向上し、他者との情報共有で貢献をができる。めちゃくちゃいいシステムですね。

ネットワーキング

Clubhouseの大きな魅力は、ネットワーキングの可能性が広がることだと思います。コロナウイルスの影響で、対人でのビジネス交流会などへ参加しづらい時代だからこそ、SNSを使って気軽に初対面のビジネスパーソンたちと繋がり、価値のある会話ができるのは、起業家やマーケター、セールスの視点からするとすごく大きいと思います。

またビジネス以外でも、著名人が作る部屋や、ブッククラブ、ファンクラブなどのような、共通趣味をテーマにした部屋も存在するので、自分と共通の興味をもった人と知り合うことが可能です。

以下の記事では、Clubhouseのビジネス活用法と実例を元にした収益化のための戦略をご紹介しています。ビジネスプロの方は必見です。

Clubhouseをビジネス活用する方法【収益化戦略】

その他の活用方法

Clubhouseでは、自分のコネクションとプライベートチャットを行う事ができます。一対一での会話を通して、今後の共同プロジェクトのパートナー候補と出会ったり、コラボレーションの誘いをしたりする事が可能です。

またプロフィールには、InstagramやTwitterをリンクできる機能がついています。Clubhouseでフォローしてくれた人達を、他のSNSに誘導することも可能です。

招待なしでClubhouseアプリへ参加する方法

まずは手短に一般的な入会のルールをご紹介した後に、お待ちかねの情報、直接知り合いからの招待がなくてもClubhouseに参加できるかもしれない、ちょっとした裏技を教えます。

通常的なアプリ参加方法

繰り返しになりますが、記事を書いている現時点では、基本的に既存ユーザーから招待を受けた人以外は、アプリの使用はできません。

既存メンバーは、アプリ加入後すぐに、友人を2名まで招待することができます。アプリの使用頻度や利用方法によっては、後ほど追加で招待人数枠が与えられることもあるらしいです。また、不定期に招待枠が増えたりもします。

入会したい人は、周りの友達に招待枠を持ってないか、必死に聞きましょう。笑

招待枠をオークションサイトで販売しているショップもあるらしいですが、詐欺や個人情報保護にはくれぐれも気をつけましょう。

招待されなくても加入する方法

最後に、Clubhouseのメンバーから直接招待を受けなくても、アプリへ参加できる可能性を開くことができる、ちょっとした裏技を教えます。

方法はとても簡単。自分の情報を『ウェイトリスト(待ちリスト)』に追加するという方法です。

ウェイトリストへ登録すると、電話番号で繋がっているあなたの知り合いで、既にアプリを利用しているClubhouseメンバーのアクティビティーフィードに、あなたがウェイトリスト申請をした、というお知らせが通知されます。その際に、お知らせを受け取った知り合いが、『Let Them In!』(相手を入れてあげる)と言うボタンをクリックしてくれると、あなたは待ちリストから正規メンバーへとアップグレードされます。

Waitlist(待ちリスト)から正規メンバーに格上げになったら、携帯のテキストメールに通知が届くので、アプリを開き、プロフィール開設手続きを行いましょう。

ちなみに、『Let Them In!』ボタンを使って知り合いを追加する方法だと、追加した側の招待枠は減らず、そのまま残るそうです。

ウェイトリストへの登録方法

Clubhouseのアプリは、まだ日本語対応していないので、ステップバイステップで、以下ウェイトリストへの登録方法をご紹介します。

✔️ウェイトリスト登録方法

  1. Clubhouseアプリをダウンロード

携帯からの方は、ここからダウンロード画面へリンクできます。

  1. アプリ起動

アプリを起動させ、『Get your user name』ボタンをクリックします。

  1. 名前を入力

本名を入力してください、との表示が出ます。ほとんどの人が、本名登録していますが、時々どう見ても自分の名前じゃなさそうな名前の人もいます。笑

  1. Clubhouse上のハンドルを決める

@から始まるClubhouseのIDです。名前でなくても大丈夫です。

  1. 電話番号を登録

SMSが使える携帯電話の番号を登録しましょう。セキュリティ用の承認コードや、メンバー登録が承認された際の通知が届きます。

  1. 認証コード入力

先ほど登録した電話番号に、4桁の認証コードが送られてくるので入力しましょう。

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↑電話番号入力画面

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↑4桁承認コードを入力

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↑上記の画面が表示されるとリストへの登録完了です

登録後は、心優しい知り合いが、あなたをLet them inしてくれるのを待ちましょう。笑

誰もしてくれない場合、メンバーになれるのに何週間もかかることがあるそうです。気長になるしかありません。笑

ちなみに私はこの方法で加入しましたが、ウェイトリスト申請をして1時間もたたずに、知り合いの経営者の方から『Let them in』して頂きました。Clubhouse既存メンバーの知り合いが多ければ多いほど、ウェイトリストから昇格の可能性は高くなると思います。

とうことで、今日はこれでおしまいです。まさに、オンライン版クラブハウスといった感じ。コロナで外出規制がかかり孤独を感じる人が多くなった現代だからこそ、日本でも広まってほしいなと思います。

知り合いで興味がありそうな人がいたら、教えてあげてくださいませ。

Clubhouseに関しては、今後も記事を書いていくので、ぜひご覧ください。

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