音声SNS『Clubhouse』使用マニュアル【1記事で全攻略】

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Clubhouseアプリの仕組みが理解できない。どんな機能がついてるんだろう?もっと使いこなしたいけど、英語表記だから色々試して触ってみるのが怖いな。

そんな方のために、今日はSNS『Clubhouse』の基礎知識と使い方を徹底解説します。

この記事を読み終わった後は、英語でもほとんど困らずアプリの使用ができるようになっていると思います。

✔️本記事の内容

・次世代SNS『Clubhouse』の仕組みと基礎用語
・音声SNS『Clubhouse』で抑えておきたいメイン機能
・『Clubhouse』SNS上で独自roomを主催する方法
・最新SNS『Clubhouse』便利情報

この記事を書いている私はClubhouseメンバーです。現在はアメリカで起業し、SNSマーケティングコンサルタントとして生計を立てています。

最近は周りの起業家や著名人の知り合いとも、Clubhouseに関する話題で持ちきりです。

次世代SNS【Clubhouse(クラブハウス)】の仕組みと基礎用語

この記事を書いている2021年2月現在、Clubhouseアプリは英語版のみでの対応となっています。英語が得意でない方のために、まずはアプリを使用する上で最低限必要な基礎知識から説明します。

Clubhouseって何?

Clubhouseとは、ライブ形式の音声SNSです。2020年4月にサービスが開始され、翌月の5月には同社の価値は約1億ドル(約100億円)に高騰したらしいです。ちなみに2021年2月現在、招待制での参加なので、知り合いから招待を受けない限りメンバーになれません。泣

ただ、直接招待を受けなくてもアプリを使用できる可能性が高まる裏技的方法は存在します。気になる方は、Clubhouseの基礎概要を説明したこちらの記事の後半で詳しく説明しているのでどうぞ。

【完全解説】Clubhouseとは?招待なしでの参加方法

専門用語

まずは、Clubhouse上で頻繁に耳にする語句の紹介から。

ディスカッションが開催されている部屋のことを指します。配信は全てライブ形式で行われ、roomが閉鎖された後は、コンテンツは削除されます。そのため、リアルタイムの配信を見逃すと、再視聴や後日視聴はできません。

✔️Moderator(モデレーター)

Room内の設定権限を持っている人です。roomの主催者は、自分以外のユーザーにもモデレーターの権限を付与することが可能です。デモレーターになった人は、room入室者の管理や、イベント中、参加者の挙手やミュートに関する設定管理が行えるようになります。

挙手やミュートなどの機能に関しては、後ほど詳しく説明します。

✔️Speaker(スピーカー)

Room内で話をしている人、または発言権を与えられている人です。

✔️Hallway(ホールウェイ)

Clubhouseで開催中、または開催予定の部屋が表示される部屋の発見フィードです。インスタでいう、ホームに似ていますね。

音声SNS【Clubhouse】の抑えておきたいメイン機能

クラブハウスに搭載されている基本的な機能を一つづつ紹介していきます。ここを抑えると、ほぼ問題なくアプリが使用できるようになります。

Room(部屋)

Clubhouseアプリで一番重要な機能は、『room(部屋)』です。『room』とは、分かりやすくいうとオンライン会議室のようなもので、様々なテーマのroomが数多く存在します。

一般公開されている部屋であれば、気になる部屋を見つけてクリックするだけで、誰でも、どの部屋にでも自由に出入りすることが可能です。Room内では、スピーカーが話をしたり参加者同士がディスカッションを行ったりしています。

以下、Room内に付いている機能を紹介します。

✔️①退出

画面左下にある”✌️Leave Quietly”というボタンをクリックすると、部屋から退出することができます。

✔️②挙手ボタン

参加者が、画面右下にある手のひらの絵文字のような『挙手記号』を押すと、モデレーターに通知がいきます。モデレーターが承認してくれると、挙手をした参加者は、ステージ上での会話に加わることができます。モデレーターが設定で参加者の挙手をオフにしている場合を除いて、通常は誰でも挙手することが可能です。

ちなみに、挙手機能のオン・オフの切り替えは、イベント中、デモレーターであればいつでも何度でも変更が可能です。設定が変更されると、Room内の参加者には通知が入ります。

✔️③Pingボタン

右下にある+のボタンを押すと、自分が参加しているRoomに、自分のコネクション(相互フォローしているユーザー)を呼び寄せることができます。既存のroomへの入室を招待するイメージです。英語では、この一連の動作を、「相手をPingする」と言います

✔️④ミュートボタン

右下にあるマイクの形をしたミュートボタンをクリックすると、自分側の音声をミュートにすることが可能です。基本的には部屋の管理者により、初めからミュートに設定されている場合が多いですが、もしそうでない場合は、雑音で場の雰囲気を乱してしまわないように、必ずミュートになっていることを確認して入りましょう。

ここでClubhouse豆知識。このミュートボタンを短時間で何度も切り替えると、相手の発言に喝采を送っている合図と見なされます!共感できる発言などに出会った際は、ぜひ使ってみてください。

✔️⑤All room ボタン

Room内の画面左上にある『All room』と記載されたボタンを押すと、参加中roomが画面下に縮小され表示されます。縮小すると、参加中のroomコンテンツを聞き流しながら、Cluhouse上で開催されている別のroom情報を同時に閲覧・検索することが可能です。また、退出や挙手、ミュートなどのアクションは、roomを縮小したままの状態でも行うことが可能です。

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Hallway(ホールウェイ)

アプリを起動して一番初めに出てくる画面Hallway上には、あなたの動向を元にClubhouseアルゴリズムが独自に分析・計算した情報を元に、あなたの興味にマッチしそうなRoomを表示してくれます。

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✔️アルゴリズムが働く3つの要因

①興味・関心カテゴリーで選択したテーマ
②参加またはフォローしているクラブのカテゴリー
③フォローしている人の傾向

Hallway画面をスクロールして一番下まで行くと、『Explor』というボタンがあります。それをクリックすると、さらに多くのroomを発見することができます。

ちなみに、興味・関心カテゴリーで選択したテーマとは、Clubhouse初期設定の際に選択する、自分が興味を持つ関連トピックのリストです。トピックを選択し直す方法は、記事後半に記載しています。

個人プロフィール

アプリを起動して、画面右上のプロフィール写真をクリックすると、自分のプロフィールページが閲覧・編集できます。プロフィールの設定がまだの場合は、『Bio』箇所に自己紹介を記載しましょう。

特に、Clubhouseをビジネスメインのネットワーキングに利用したい方は、自分の経歴や提供できる価値などの情報を、より詳細に書いておくとことが重要です。正しいコネクションと繋がれる機会がグッと増えます。

また、プロフィールにはInstagramとTwitterを必ずリンクしておきましょう。理由は、他ユーザーがあなたに直接コンタクトを取るための手段を提供するためです。

ClubhouseにはDM機能がついていません。なので、もしコネクション外のユーザーが、あなたのトークやプロフに感銘を受け、直接あなたに連絡を取りたい場合、プロフィールにリンクされた外部SNSを経由してメッセージを送る必要があります。

他人アカウントの閲覧方法

Roomへ入室後、室内にいる他の参加者たちのプロフィールを閲覧することが可能です。自分以外のユーザーのプロフィールを確認することで得られるベネフィットは、相手がフォローしているRoomやClubhouseメンバーのリストを見ることができるという点です。なぜならば、他者のフォロー中リストを利用して、新たなコネクション候補やイベントの発見ができるからです。

他ユーザーのプロフィール閲覧方法はとても簡単。

まずroom内の気になるユーザーのプロフィール写真をクリックします。すると、該当ユーザーの短版プロフィールが画面上にポップアップします。そこから、一番下の『Veiw Full Profile』というボタンをクリックすると、相手ユーザーのメインプロフィールページに飛びます。Followingをクリックすると、その人はフォロー中のリストが表示されます。

フォロー中ユーザーの壇上通知

気になるユーザーがRoomで壇上する際に、通知が来るように設定することも可能です。

方法は、相手ユーザーのプロフィールをクリックし、Followの隣にあるベルマークの記号をクリックします。通知の頻度は『Alaways(いつも)』『Sometimes(時々)』『Never(一切なし)』という3つの選択肢方選べます。時々の定期は不明です。笑

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クラブへの参加

Clubhouseでは、一般アカウントとは別にClubアカウント存在します。分かりやすく例えると、Facebookのビジネスページ的分類です。基本的にクラブへの参加には、クラブの管理者からの承認が必要ですが、承認されなくてもクラブをフォローすることは可能です。クラブには、自分と同じ興味・関心を持つ人が集まる傾向が高いので、興味があるクラブはどんどんフォローし、コネクションを増やしていきましょう。

【Clubhouse】SNS上で独自roomを主催する方法

ここまでは、参加者側としてClubhouseを使用する方法をお伝えしましたが、ここからは、実際に主催者としてroomを開催する方法を解説していきます。

roomの種類

3種類のroomが存在し、用途ごとに使用するroomの種類を使い分けることが可能です。各roomの種類と活用方法を、それぞれ順番に説明していきます。

✔️roomの種類

①Open room
一般公開用のroomで、Clubhouseのメンバーであれば、誰でも参加することが可能です。

②Social room
自分のネットワーク内の人、つまりフォローしている人のみ限定で参加できるroomです。

③Closed room
主催者側が選んだ人のみ参加が許されるプライベートなroomです。

主催目的に一番適した種類の設定を選びましょう。

例えば、社内メンバー限定のディスカッションの場合は、情報が外部に漏れないようにclosed roomが最適ですし、知り合い限定のビジネス交流だと、open roomが一番いいでしょう。また、マーケティングやセールス、認知度向上などを目的とした情報配信は、誰でも参加できるopen roomが適していますね。

room開始の手順

以下、roomを開始する手順を5つのステップに分けてサクッと説明していきます。

✔️room開始の5ステップ

①Hallwayへアクセスし、画面下緑色の『+Start a room』というボタンをクリック

②roomの種類を選択

③ポップアップ右上の『Add a topic』をクリックし、roomのディスクリプション(概要)を記載する

④記載が終わると『Set topic』をクリックし設定完了

⑤『Let`s go』のクリックでroom開始

主催予定のroomをあらかじめ作成しておき、カレンダー予約することも可能です。

また、『Add a topic』で入力したroomの概要は、room名として表示されるので、よく考えて入力しましょう。room開始前だと変更できますが、一旦開始すると変更は不可能です。

room主催時の注意

Roomを作成する際、自分以外の他のメンバーを、最低1名はモデレーターとして登録しておきましょう。理由は、仮に何かしらのエラーで自分がroomから出されてしまった場合、唯一のモデレーターがroomから退出するとroom自体が削除されてしまうからです。しかし、2名以上のモデレーターがいる場合だと、一人が消えてしまってもroomは継続し続けます。

また、room開始前は新しく入室してくる参加者をみんなミュートに設定しておくのがベストです。時々ミュートにするのを忘れて、バックグランドの雑音が入ってくることがあるので。笑

SNS【Clubhouse】の活用に役立つおまけ情報

最後に、あまり知られていないけど、知ってたら役立つおまけ情報をご共有します。

room主催時の注意

Clubhouseを初期設定のままで使用すると、日中とにかくあり得ないほどの通知が来ます。(笑)フォローしているユーザーが壇上してスピーチをするたびに、通知が来るからです。

そこで、私がおすすめする通知の設定方法を以下ご紹介です。

まず、プロフィール右上の設定記号を押します。

すると『SETTING』画面が表示されます。一番上の『Notification』という箇所内の各項目を以下で設定します。

Frequency → Very Infrequent
Include Trending Rooms → オフ
Pause Notification → オフ
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これで、通知攻撃から開放されます。笑

自分の興味・関心を設定

Clubhouseアカウントの開設時に、自分の興味がある項目をチェックしますが、間違った項目を選んでしまった場合は、設定箇所から変更することができます。

先ほどの通知項目の下に、『Interest』という項目があり、そこをクリックすると、興味・関心の選択画面が表示されます。ここから、リストを選択し直すことが可能です。

ここでのチョイスはアルゴリズムに影響するので、注意して選びましょう。

最後に

Clubhouseは、価値のある情報配信と繋がりを大切にしているSNSです。発言の際、マナーを守ったり、入室の際は必ずミュートで入るなど、最低限のエチケットを守ることを心得ましょう。

また、他のSNSに加えて、参加者にも起業家やビジネスプロなどが多い気がします。あくまでも個人的な意見でが、オーディエンス層やアプリ全体の雰囲気は、若干LinkedInに似ているかなという印象です。

うまく活用して、人脈を広げたり、有益な情報収集を行うことで、自己成長に繋げましょう。

ということで、今日はClubhouseの使用方法まとめでした。

使い方が分からなくて困っている友人や家族にも、本記事をシェアしてあげてくださいませ。

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