Clubhouseをビジネス活用する方法【収益化戦略】

Clubhouseビジネス活用

こんにちは、YUKIです。

最近よく、ビジネス関係の方から「Clubhouseをなんとかビジネス活用できないですかね?」「効果が実証されている『Clubhouse』を使った集客方法や、利益還元できる戦略を教えてください」という質問をいただきます。

マーケティングコンサル視点で答えをまとめたので、是非どうぞ。

✔️ちなみに
この記事を書いている私は、Clubhouseメンバー。普段はアメリカでSNSマーケティングコンサルタントとして生計を立てています。最近は、周囲の米国人起業家たちの間でも、Clubhouseを利用して収益化する人たちが多くなってきました。本記事では、マーケティング戦略家の私が分析する、彼らの勝ちパターンをそのまま皆さんにご共有します。

Clubhouseのビジネス活用に向いている業種

まずは、業界によってClubhouse活用に向き不向きがあるのかという、多くのビジネスプロが気になる質問への回答から行います。

Clubhouseに向いていないビジネス

結論から言うと、Clubhouseは業界関係なくビジネス活用することが可能です。

まず最初に、Clubhouseがその他のSNSと大きく違う機能は、音声でのライブ配信がメインで、再視聴ができないという点です。しかし、その他の基本的用途は従来のSNSに似ていて、多様性に富んでいるため、戦略的になれば、ビジネスに応用し、ブランディングや集客、コミュニティー形成、収益化のために活用することが可能です。

Clubhouseで収益化しやすい業種

とはいっても、数多く存在する業種の中で、特に収益化に繋げやすい業界はあると思います。例をあげると、セミナー、コンサル、サービス・商品販売、教育関連業界などのような、元々の販売商材が音声中心のものです。理由は、Clubhouse自体が音声メインのSNSなので、口頭で十分に相手に魅力が伝わる商品の方が情報拡散がしやすいからです。

例えば、Clubhouse上で短編教育セミナーを提供し、バックエンドの有料トレーニングコースに繋げるのは比較的簡単だと思います。オフラインで行っているフロントエンドの説明会をそのままオンラインに持ってくるだけだからです。しかも、会場が必要ないので予算削減も可能になります。しかし、仮に冷蔵庫を売りたいとしましょう。Clubhouse上で、『OO社の冷蔵庫ファンクラブ』などを作り、冷蔵庫の良さや他社との比較を語り合う場の提供で、顧客のファン化やブランド力向上には繋げることができるかもしれませんが、実物を見ないまま、直でブランドサイトへ行き数万円の冷蔵庫を買う人の割合は、少ないでしょう。

そういう理由で、収益化という面では、情報商材を取り扱うブランドの方が、Clubhouseを使っての、フロントエンドピッチングには向いていると思います。

実際に、海外では既にアプリを活用して集客や収益化に繋げているビジネスプロたちも多く出てきています。また、ファンドレイジングや商品販売に成功している事例もあるので、今回は記事内で、その辺も深堀りしながら、海外の実例を元に詳細を解説していきたいと思います。

Clubhouseをビジネスに活用する方法

Clubhouseをビジネス活用する方法は大きく5つあります。

  1. 情報収集
  2. 情報配信
  3. ネットワーキング
  4. パートナーシップ開拓
  5. ブランディング

基本的な概念は、業界・職種関係なく応用することが可能です。

それでは、順番にそれぞれ詳しく説明していきます。

情報収集

一つ目は、Clubhouseを最新トレンド関連の情報収集に活用する方法です。Clubhouseのroom内では、ぶっちゃけた話や価値の高い貴重な情報が語られる頻度が、他のSNSと比べてかなり多いです。理由は、配信した情報が永久に保存されないという点にあります。

Clubhouseは、ライブ型のポッドキャストの様なプラットフォームですが、録音による再視聴の機能は付いておらず、ディスカッションが開催されているroomが閉鎖されたあとは、全ての情報も一緒に削除されます。記録に残らないからこそ、SNSやブログではシェアしないような有益な情報や価値あるアイディアも話しやすい環境になっており、情報収集に向いているというわけです。

また、Clubhouse上での配信は全てライブなので、事前に編集などを行って準備したコンテンツの使用が出来ません。つまり、有名人や著名人の声を生で直接聞けるので、最新情報が本当にリアルタイムで手に入ります。

情報配信

情報配信をする側としてClubhouseをビジネス活用することも可能です。ビジネスや個人インフルエンサーとして、有益な情報の配信を行うことができれば、徐々に市場での認知度や信頼が高まります。Clubhouse上での情報提供は、見込み客への投資だと考えください。また、人間は頻繁に目にする人に好意を抱く傾向を持っているので、できる限り頻繁にアプリで活動し、オーディエンスとの関係性を築いていくことが大切です。

先述したように、Clubhouseをフロントエンド用のプラットフォームとして利用することで、見込み客が必要としている価値ある情報の一部を提供をしながら、自社商品のピッチングを行うという、主催者と参加者、両者にとってウィンウィンな時間を共有することも可能なのです。フロントエンド戦略に関しては、記事後半で後ほど詳しく解説します。

ネットワーキング

2021年2月現在Clubhouseは招待制です。

アプリの使用層は、著名人や、インフルエンサー、そして彼らから招待を受けて徐々に広がっていった、良識のある一般人ユーザーが多い傾向があります。また、Clubhouseの規則は他のSNSより厳しく、ミュニティーガイドラインによると、自分が招待したユーザーが規則違反によりアカウントを停止された場合、紹介した人のアカウントも停止される、という連帯責任制らしいです。招待する相手は厳選しなければいけないですね。(笑)

(ちょっと表現は失礼ですが)そのおかげで、普通のSNSよりも質の高いユーザー層が多いため、価値の高いネットワーキングがしやすいです。

また、アプリ内には様々な業界のプロたちが集っているので、ニッチごとのディスカッションが繰り広げられています。他業界の人が集うroomへ積極的に参加し新たな視点を取り入れることで、普段自分が関わる人間関係の枠を超えた繋がりができます。また、アプリ上で出会う各業界のプロたちとマスターマインドグループを編成することで、自分がいる業界の枠を超えた視点からのアドバイスをもらったり、リファラルパートナーシップを築き、自分の人脈ではリーチできないグループの潜在顧客と繋がれる可能性も広がります。

私が尊敬するメンターで、マーケティングのゴットファザーと言われる、米国NO1コンサルタントのジェイ・エイブラハムは、「多くのブレークスルーは、自分の業界の外に目を向けた時にやってくる」と言う名言を残しています。

ちなみに、マーケティング力を磨きたい方は、『ハイパワーマーケティング』という彼の著書がおすすめです。これ一冊で、一流マーケター並の知識が習得できます。

パートナーシップ開拓

アメリカでは、Clubhouseをパートナーシップ開拓の場として活用している人たちもいます。

roomでのスピーチに共感した相手と新規プロジェクトの発足をしたり、ジョイントベンチャーのパートナーを発掘したという事例や、就職先が見つかったという成功例もあります。

また最近話題になっているのは、Clunhouse上でシャークタンクに似たアイディアピッチングイベントを開催し、ビジネスへの投資家を得るというroom企画です。

ちなみにシャークタンクとは、「一般人が投資家にアイディアをピッチングし、それが採用されると多額の投資してもらえる」というアメリカで人気のテレビ番組です。(アメリカンドリームの象徴みたいなコンセプトの企画です。笑)

実際に、Clubhouse上で投資家と起業家を繋げるroomが開催され、見事にアイディアが採用され投資を受け取ったビジネスプロたちもいるようです。

ブランディング

ビジネスや個人としてのブランディング強化にClubhouseを活用することも可能です。

Clubhouse上では、個人アカウントに加え、ブランド名で『クラブ』を作ることができます。クラブは、Facebookのビジネスページに似た機能です。

積極的に活動しクラブへの参加者や個人アカウントのフォロワーを増やしていくことは、インスタやTiktokなどのその他SNSと同じく、ブランド力向上に繋がります。

Clubhouseをビジネス活用するベネフィット

Clubhouseをビジネスをビジネス活用する最大の強みは、他のSNSよりも、興味・関心が同じ人たち間で認知・フォローがされやすいという点です。配信されている情報が各部屋ごとですごくニッチな内容なのなため、必然的に興味がない部屋には自主的に入らないというユーザーの傾向が発生します。そのため、関心が低い相手を偶然発見する確率が低いSNSとなるのです。

✔️ここで、重要なマーケティングの考え方に関して少し追言します。

プラットフォームがなんであれ、認知されることは利益を生むための第一歩です。より多くの人にリーチできればできるほど、利益還元に繋がる可能性は高まります。

しかしこの際、アカウントを認知してくれる相手の質も重要です。

つまり、自社ビジネス供給するデマンドとマッチするニーズを持った人たちをターゲットとすることが重要ということです。

例えば、インスタとClubhouseで、元々のユーザー数を比較すると以下です。

  • インスタユーザー数:8億5400万人
  • Clubhouseユーザー数:200万人

母体となる既存ユーザー数はインスタの方が断然多いので、普通に考えると人口が多いインスタの方がより多くの人にリーチでき、フォロワーも増やしやすいですよね。

同じ時間とエネルギーを費やした結果、各SNS上で以下の数のフォロワーが増えたとします。

  • インスタ→1000人
  • Clubhouse→100人

数だけ見るとインスタの方が効果があるように見えます。

しかし、フォロワーの質を見た時に、仮にインスタで得たフォロワーがボット経由だったり、投稿写真に魅了されて偶然自社を見つけたけど、ブランドのサービス自体にはそこまで関心がない系の、ニーズが一致しないユーザーばかりだったらどうでしょうか?

ユーザーの質によっては、1000人の利益還元できない顧客よりも、100人の利益還元の可能性が高いClubhouseユーザーの方が多くの利益を排出する可能性が高いのです。

これは仮の作り話ですが、認知ユーザー数とその質が利益率に比例するという考え方は、SNSマーケティングに置いて大切な考えなので覚えておいてください。

Clubhouseを活用し利益化につなげるためのビジネス戦略

ここからは、実際に米国の起業家やビジネスプロたちが実践し成功している実際の収益方法を元に、使えそうなClubhouse戦略を解説していきます。

Clubhouseのフロントエンド化

最初にご紹介するのは、Clubhouseをフロントエンドとして活用する戦略です。セミナービジネスやコンサルティング、コーチング関連のビジネスに特によく活用されている戦略ですね。

方法は簡単です。

まず、roomの参加者に向けて価値のある有益情報を無料で配信します。有料セミナーの短編編の提供や、有名スピーカーとのQ&Aセッションなど方法は様々です。ここでのコツは2つ。

一部の情報を提供するけれど深掘りはしない、トークの後半でナチュラルなセールスピッチを行い、これ以上をさらに詳しく学びたいという人たちを自社ウェブサイトのLPに誘導することです。

この方法で、興味のある人たちをスクリーニングし、バックエンドの有料セミナー参加や教材購入、サービスの予約などに繋げるのです。

商品購入リンクは、主催者やモデレーターのプロフィールに記載しておきます。そうすることで、ポジティブな相乗効果としてフォロワーも増えていき、ビジネス側としては一石二鳥です。

また最近では、Giveaway戦略を応用し、room参加者へ書籍や試供品などの、販売商品に関連した「物」を無料で配布するビジネスも見受けられます。Giveawayをこなう利点は以下。

 ✔️Giveaway戦略を使うベネフィット

 ①試供品の提供で、実際の物品が売れる可能性が高くなる
 ②資料ダウンロードや試供品送付に際して、参加者の個人情報が入手できる 

Clubhouse上で直接の利益に繋がらなくても、ユーザーの個人情報を入手できれば、メルマガ配信や、Facebook広告上でのリターゲティング広告実施で、今後のプロモーションに活用することができます。発想の転換次第で、Clubhouseをビジネス活用できる方法は無限です。

ファンドレイジング

ファンドレイジングには、2種類あります。

  1. チャリティー関連のファンドレイジング
  2. 個人の活動に対するファンドレイジング

一つ目は想像しやすいですね。自社が主催するチャリティー活動を紹介し募金を募ったり、チャリティーオークションを企画するなどして、通常オフラインで行うチャリティーイベントの開催場所を、そのままClubhouse上に移動するだけです。

ユニークなのは2つ目の、自分の活動に対して募金を募り収益を得るという方法です。

ここでのコンセプトは、「通常だとお金を受け取っているサービスを無料で提供します」と言うポイントに焦点をおくこと。主催者側は参加者へ「その代わり、もしこのイベントに価値を見出してくださり、今後も定期開催して欲しければ活動資金が必要です。有料化コミュニティーにしなくていいように、もしよろしければ、あなたが感じる価値と相当の金額を、今後のイベント開催継続のために寄付してください。」というアプローチを行います。

著名な起業家やコンサルタント、コーチの場合、通常だと実際に直接質問できるQ&Aセッションなどは、有料セミナーや個人セッションに参加しないと受けれません。Clubhouse上で自分が提供する情報価値を上手に伝えることができるスピーカーの中には、このコンセプトを使い、room開催の都度ある程度の額の収益を得ることに成功している人もいるようです。

また集金方法は、クラウドファンディングやPaypalアカウント、または自社サイトの募金ページのURLをプロフィールに記載しておき、そこから支払いに誘導するのが主流の様です。

有料ルーム開催

Clubhouseを有料セミナーや、サブスクサービスのプラットフォームとして利用することで収益化しているビジネスも存在します。

Clubhouseのroomには、誰でも入室できる一般公開でルームと、モデレーターからの許可がないと入れないプライペートルームが存在します。そのプライベートルーム機能を利用して、事前に入室料金を支払った人だけが参加できるVIPルームを作成し、そこで有料セミナーやネットワーキングの機械の提供を行い、利益かするという戦略です。

この際、オンラインサロンのようにサブスク制度を導入し、毎月VIPのメンバー限定での有料イベントを定期開催することで、継続的な収益に落とし込むことも可能です。

また、フロントエンド戦略も同時に取り込み、毎月の有料サブスク会員から、さらにプレミア度の高い個人セッションなどに繋げるのも可能ですね。

以上、Clubhouseをビジネス活用し、さらに収益化に繋げる方法でした。

参考になったという方は、周りの同僚や起業家にもシェアしてあげてください。

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※クラブハウスは、他のSNSより規則が厳しめなので、戦略を実施する際は、随時コミュニティーガイドラインを確認しながら進めましょう。アカウント停止になった場合の責任は負いかねますm(_ _)m